新潟よりつばめについてつれづれと語る
昨晩書いたとおり、今日から月イチの出張で新潟に来ています。駅でいきなり「つばめタクシー」に乗り合わせて、こりゃ縁起がいいわ、と1人ほくそえんでいます。と、いうわけで空いた時間を利用して、「つばめ」について語ってみようと思います。
さて、新潟県の新幹線の駅に燕参上!ならぬ燕三条駅があります。もちろんスワローズとは全く関係ありません(地名のいわれについては、燕市のHPにありますので興味があればごらん下さい)。
こんなすばらしい地名の町があるにもかかわらず、残念ながら新潟は雪が降る(雪の季節以外にも雨が多い)せいもあり、環境的に野球はあまり盛んではなく、人気がありません(そのかわり、バスケやバレーなどの屋内スポーツは恐ろしく強いです)。甲子園でも一回戦を勝ち抜くことがなかなか難しい、というのが実情で、ネットの掲示板で新潟県勢が甲子園で勝つためにはどうするべきか、が真剣に議論されているほどです。ですから、この前のセンバツで日本文理高校がベスト8に入ったときには大騒ぎになりました。そして、新潟県出身のプロ野球選手は驚くほど少なく、現在現役を続けている選手ではソフトバンクの星野順治投手(燕市出身)、ジャイアンツの加藤健捕手、そして、日本文理高校出身でスワローズ所属の本間忠投手の3人しかいません(確か)。
1999年の秋、ドラフト6位でスワローズに彼が指名されたときは、彼が名門校出身ではなく、クラブチームを経由してのプロ入りであったこともあり、地元の新聞は連日彼の特集を組むほどの盛り上がりでした。(「今日の本間選手」みたいな感じで)ちょっとした英雄だったのです。残念ながら現在では二軍くらしですが、「ラミレス」投手よりは球が速く、「花火」投手よりは球が重く、「暴走王高井」投手よりはコントロールはよいです。一時中継ぎでいい働きをしていたし、体は大きくて才能はある選手だと思いますので、いつかまた戻ってくることに期待しましょう。
さて、また話題をかえます。ヤクルトスワローズの名前の由来についてです。スワローズの前身は国鉄(現JR)であったことは有名ですが、戦後の娯楽が求められていたとき、国鉄もプロ野球球団を持とう、となった際に、東京と大阪間で当時最も速い列車であったSL特急「つばめ」号からその名がとられたのがスワローズの由来です。(このことはオールドファンなら常識ですが、ネット時代に若いファンに意外と知られているようで知られていないのでびっくりしました)。
日本の電車のエースとして出発した「つばめ」も東海道・山陽新幹線の開業、延長とともに、運行区間が「新大阪~博多」→「岡山~博多」と西においやられつづけ、新幹線が博多まできた昭和50年には、ついに名前ごと廃止されてしまいます。日本一の特急であった「つばめ」はこうして、その名前分けの「スワローズ」の日本一をついにみることなく姿を消し、一時忘れさられる運命をたどります。
しかし、時は流れた平成4年、九州のローカル特急として「つばめ」の名は見事に復活します。そしてその年、「つばめ」の復活に呼応するかのように野村ヤクルトがセリーグ制覇、そして、その翌年にはついに43年の時を経て、遠い九州の地で、「つばめ」号は「スワローズ」の日本一についに邂逅することが出来たと言うわけです。その当時私は、「つばめ」の復活とスワローズの復活に運命を感じたものでした。
そして、2004年、九州新幹線開業による再度の名前消滅の危機も「つばめ」存続の情熱的な鉄道ファンの声によって乗り越え、九州新幹線の特急にその名前を冠することが決定、現在もその名は健在です。
私は家内の実家がある福岡に行く機会も多いのですが、博多の駅でJR特急つばめ(現在は「リレーつばめ」)の勇姿を見るたびに、私はつばめ号とスワローズの歴史を思い、一人感慨にひたっています。(ちょっとアブないですかね)
九州の野球ファンはもちろんソフトバンクか、Oldなファンは西鉄の流れを汲んでの西武ファン、というのが常識ですが、このブログを読んで、新潟や九州に一人でもスワローズファンが増えてくれるといいなあ、と思います(ちなみに福岡出身の「花火」投手は家内の旧姓と一緒なので遠い親戚に間違いないと勝手に思っています)。
もう試合始まってますねー
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コメント
やっと本間さんの記事をハケーソしました(・∀・)
愛あふれる記事を有難うございます。
2軍暮らしが長くて年齢も年齢ですので、今年のオフは(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルもんです。
投稿: グータラ主婦 | 2006年8月16日 (水) 05時05分
こんな昔の記事を探してくださってコメントありがとうございます。
本間、全く話題がでなくなってしまいましたねー。私は先祖が新潟で、つい新潟には親近感をもってしまうんですよ。本間がスワローズ入りした時の地元のフィーバーぶりを知っているだけに、来年も是非残留してもらいたいです。
投稿: バッドやく丸 | 2006年8月25日 (金) 01時27分